
世の中は、様々な化学薬品で溢れかえり、それらを製造し、使用している人類にも様々な影響が出てきました。
「化学物質過敏症」「アトピー」「花粉症」挙げ出したらキリがありません。
また、日本の環境省があげている約70種類の環境ホルモンのうち、3分の2は農薬で占められています。
現在農薬の有効成分は五百種類にのぼり、殺虫剤、殺菌剤、除草剤に大別されます。発ガン性や催奇形性(胎児に障害を引き起こす毒性)があると指摘されているものが多く、残留農薬の危険性が問われています。
余分なものが入っていないオーガニック製品を使うという事は、もちろん自身の身体、子供達の身体が歓びます。
しかし、歓ぶのは身体だけではありません。
農薬をまき散らしながら作物を育てる事が、地球にとって良い事でしょうか?一度土に潜った化学薬品は、分解まで時間を要し、それらは土だけでなく水をも汚染します。
オーガニック製品を選ぶという事は、身体だけでなく、地球にとっても優しいという事なのです。
価格をおさえるため化学薬品を用い、生産効率を追い求めた製品も世の中には沢山ありますが、何が何にとって良いのか、私たちは考え直す時なのです。
